2004年2月アーカイブ

第59巻第2号

| コメント(0) | トラックバック(0)
cover0402.jpg表紙から
気球に搭載された世界初の硬X線撮像観測装置。上部プレートに、右下図にある硬X線望遠鏡(口径40cm、高さ20cm、焦点距離8m)が取り付けられ、 それから8 m離れた下部の容器の中の焦点面に、撮像型CdZnTe半導体検出器が設置されている。硬X線望遠鏡には、右上図にある円錐状のアルミフォイルを基板とし たPt/C多層膜スーパーミラー(曲率半径6-20 cm、長さ10 cm、厚さ0.17 mm)が同心円・共焦点配置に2,040枚組み込まれている。この装置により20-40 keVのエネルギー領域で天体の硬X線像を観測することができる。詳細は本号掲載の実験技術欄記事参照。 (名古屋大学大学院理学研究科 山下広順氏提供)


JPSJが変わります!
理事会
実験技術
山下広順、国枝秀世、田原 譲、難波義治:多層膜スーパーミラー硬X線望遠鏡
土井正男:ソフトマテリアルシミュレータOCTA
最近の研究から
井澤公一、鎌田このみ、松田祐司:ポイントノードをもつ超伝導体YNi2B2C
松尾正之、芹澤保吉、水山一仁:中性子過剰核の対相関とソフト双極子励起
諸井健夫:B-メソンのCP非保存と超対称大統一模型
話 題
堺井義秀:BファクトリーCP非保存実験での最近の話題
学会報告
物性分科会プログラム委員会: 2003年秋季大会シンポジウム(物性分科会)の報告
学界ニュース
三宅和正:平成15年第49回仁科記念賞;北岡良雄氏
清水 肇:平成15年第49回仁科記念賞;中野貴志氏
中村健蔵:平成15年第49回仁科記念賞;鈴木厚人氏
千葉明夫:2003年ドイツ未来賞受賞;樽見和明氏
歴史の小径
永田中一郎:ガリレオと処世術としての自然研究 --パトロネージを求める科学者たち--
新著紹介
江 沢  洋:G. Vitiello 「My Double Unveiled」
福 間 将 文:太田信義「超弦理論・ブレイン・M理論」
伊 藤 治 彦:久我隆弘 「量子光学」
会員の声
■演劇 『コペンハーゲン』 のヒットがもたらしたこと
編集後記
小島智恵子

カテゴリ

2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 1999年 1998年 1997年 1996年 1995年 1994年

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.3

このアーカイブについて

このページには、2004年2月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2004年1月です。

次のアーカイブは2004年3月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。