2007年10月アーカイブ

第62巻第10号

| コメント(0) | トラックバック(0)
cover-07-10.jpg表紙から
【右上】 粒子の軌跡を眺めるアルダー氏(中央後),ウェインライト氏(右),マンシン女史 (中央).(1962年2月21日,アルダー氏のオフィスにて,AIP Emilio Segre Visual Archives.)
【左上,右下】 それぞれ,固相,流動相での粒子の軌跡(32剛体球系分子動力学シミュレーション, J. Chem. Phys. 31 (1959) 459. Fig. 2, Fig. 3.)
【左下】 固相-流動相相転移(アルダー転移)を示す剛体球系の状態方程式.ウッドら(●)のモンテカルロ計算は,アルダーらの分子動力学法の結果(太線,+)と一致した. (J. Chem. Phys. 27 (1957) 1207. Fig. 1.)


小特集:アルダー転移50周年
 
この小特集を組むにあたって 樋渡保秋、礒部雅晴 737
  アルダー転移50周年:分子シミュレーションの夜明け
        --分子動力学とモンテカルロ・シミュレーション-- 樋渡保秋 738
  On the Hard Sphere Transition Berni. J. Alder 744
  剛体球系分子動力学シミュレーション--方法論の
  歴史的発展と大規模シミュレーションへの応用--
                                礒部雅晴 748
  アルダー転移の実証実験--ラテックス粒子による結晶模型--   和達三樹 753
  ロングテール、臨界現象、ガラス転移 川崎恭治 759
  非平衡分子動力学法による剛体球流体の粘性係数 内藤豊昭 762
  「計算機実験グループ」から40年--格子空間と連続空間の分子動力学--  松田博嗣 767
  「計算機実験」から「分子シミュレーション」へ 上田 顕 769

解 説    
  生物系の分子動力学シミュレーション 池口満徳 777

最近の研究から
  定温分子動力学法におけるエルゴード性 渡辺宙志、小林礼人 785

話 題    
  MDからAMDへ 堀内 昶 789

日本物理学会行動規範  792
行動規範策定に当たって 坂東昌子 792

JPSJの最近の注目論文から Vol. 76 (2007) No. 7より 髙山 一 794

学界ニュース 
  2007年欧州物理学会高エネルギー・素粒子物理学賞; 小林 誠氏・益川敏英氏   稲見武夫 797

国際会議    原子核物理学国際会議INPC2007 永宮正治、本林 透、岡 真 797

新著紹介  798
  脂質膜の物理; 谷 口 貴 志
  基礎の固体物理学; 齋藤理一郎    

編集後記  
  中原 明生


カテゴリ

2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 2009年 2008年 2007年 2006年 2005年 2004年 2003年 2002年 2001年 2000年 1999年 1998年 1997年 1996年 1995年 1994年

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.0.3

このアーカイブについて

このページには、2007年10月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2007年9月です。

次のアーカイブは2007年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。