PTEP招待論文・特集論文

PTEP 2016年2月号の招待論文

1次元Kardar-Parisi-Zhang 方程式: 高さ分布と普遍性

  ここ数年、「KPZ方程式」や「KPZ普遍性」というキーワードが注目 を集めています。KPZは、Kardar, Parisi, Zhangの3人の名前の頭 文字を並べたもので、1986年に界面の成長を記述するモデルとして 導入されたノイズ有り非線形偏微分方程式です。近年になって実は 全く別の問題との対応を発展させる中で、様々な分野を巻き込みな がら全く新たな進展が起こっています。本論文は、KPZ方程式そのも のについても知らない読者に対し、近年の進展まで含めて一通りの 内容を伝えるコンパクトなレビュー論文です。若い研究者はもちろ ん、1990年代中ばまでの状況を知っている人にとっても、有用な文献です。


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原論文は以下よりご覧いただけます
The 1D Kardar–Parisi–Zhang equation: Height distribution and universality
Tomohiro Sasamoto, Prog. Theor. Exp. Phys. 2016, 022A01 (2016)