【議事録】「学会電子化関連委員会・ワーキンググループ合同懇談会」

           第52回年会 インフォーマルミーティング 名城大学 
           1997年3月29日(土)
           世話人:針谷  書記:出淵
           参加呼びかけ文
           学会組織図と各委員会の位置づけ
           
[NOTE] 当ミーティングでは各委員会の新たな決定事項はございません。
                     
    参加者 
       事務局情報化 WG:    	小柳、伏見
       online journal:		岡部、渡辺、高野
       電子化出版検討 WG:	川村、針谷、小柳、伏見、森田
       JPSWWW 運営小委員会:	森田、針谷、菊池、坂本、渡辺、出渕
       JJAP 電子化 WG:		小林、針谷、石山
       Progress 事務局:	野坂
       学会事務局:		山口、野秋、清田

0.  針谷 (世話人) の挨拶:

    各 委員会 ワーキンググループで行っている仕事を相互に
    周知し議論したい。サービスを受ける側と与える側の状況
    把握をしたい。できれば優先事項の認識をしたい。

1. 参加者自己紹介:

   参加者リストを参照

2. 各委員会の活動報告

     * 事務局情報化 WG: (小柳) 資料

       活動内容と成果の報告。

        Q. 今後の予定は?
        A. 小柳は任期 今年の8月まで。
           大きい問題は、会計の事務の電子化(大変だがメリットが大きいはず)
           講演申込 を web 上で? 
           network での 認証も大きな問題となる。
 
     * online journal 運営小委員会: (岡部)

          歴史:1996年 6月 に オンラインジャーナル (OLJ) WG から 出来た
          任務:毎月の OLJ の 原稿のチェック/install/WWW 作成システムの改良
          原稿 -> 流れ図 -> 通常印刷、html の 流れ図。
           (小宮山印刷で行われる)
          課題:pdf, two column + 式のまたがり
          ファイルの大きさ アクロバット3.0 で 4 page -> 300kb程度に圧縮

        Q. TeX -> ps/pdf のテスト版作成は TeX の処理でやっているのか
           それとも手でやっているのか?
        A. 画面上での cut & paste をやることによって、
           却って総労力を軽減できる。完全な 自動化は しないほうが 良い。

        Q. 参考文献等の anchor link をどうするか。
        A. Spin から はいらないかという申し出もあり検討中。

        Q. backnumber の遡及入力及び data base について。
        A. やっている。現在 2 年前まで。5年くらい溜れば
           意義が大きくなる。

        Q. 図と 本文が 別になっていて、体裁が悪い。
        A. dvi + GIF で 供給しているためそうなる。
           PostScript は MS-Windows 等での Viewer の点で 不便。
           pdf 出力になったら 誌面と同じように 本文と図が一緒になる。
           (pdf は 圧縮 と Viewer の便利さに優れている。)

     * 電子化出版検討WG: (伏見) 学会組織図 資料

       審議事項
          1. WWW page の充実
          2. 有料全文 OLJ (online journal) と DB (database) 
          3. REP (迅速出版)、E-Print Server 
          4. NACSIS, IOP, APS, AIP との連携
             IOPP:  全文 OLJ + DB の請負を打診してきた
             小宮山印刷: 技術水準に不透明さが残る。
       	  5. 著作権問題。
             online publishing についての著作権問題
             e.g 自分の home page に 概要集を載せて良いか?
                  
         Q. IOPP はどの程度の範囲を請け負うつもりなのか。
         A. 基本的には全部。特に Online Journal の部分を
            やってもいいといっている。

         comment: 
           IOP の英国大使館での会合は 宣伝に近かった。
           IOP は人的 技術的に 優れるので のみこまれる可能性がある。
           IOP CoDAS は まだ pay していない、将来投資としてやられている。

    * JPS-WWW 運営小委員会: (森田) 資料

         年会・分科会のプログラムweb版:
              '96 秋の 分科会の html 化を 森田 個人が行ったのが最初。
              学会WWW運用委員会の発足に伴って、委員会と事務局と小宮山印刷の
              間でデータのやりとりをして、軌道に載せるよう努力している。

         学会ホームページ 編集/管理 要項:
              管理者やコンテンツの中身まである程度定められている
    
         - 学会の www server jps.kek.jp の導入 (G6-188)
           現在 http://www.jps.or.jp/ は 学情サーバーに  redirect.
           時期を見て、http://jps.kek.jp/ にredirectしたい。

         - 年会プログラムの掲載
           講演者/題名での検索 が 検討課題     
           ホームページの充実(今後の予定)

         + 会員向け
           - 掲示版情報、特に人事公募
           - 各種事務書類や案内記事の掲載

         + 一般向け広報
           - 会長挨拶
           - 現代物理学の解説
           - 年表、会誌索引など

        問題提起
           web server を 事務局に置きたいが ネットワークの回線容量や、
           建物の空調など、受け入れる体制がまだ整っていない。

         Q. 年会 program への  access 数は?
         A. 3400 hit/day (初日) から exponential decay  
            更新後 2000 hit/half-day
            access したhost数: 800 (proxy 越しaccess の数は含まない)

         Q. AIP との mirror は?
         A. 現在、検討中。 相互 mirror が条件か?
            ページが nacsis のサーバーと分割されている事が技術的には
            多少問題になるかもしれない。

    * JJAP 電子化 WG: (針谷) 資料

           電子化出版に関するアンケート調査について。
           学会誌綴じ込みと WWW により行った結果
           全文 online を優先課題とする。
           CDROM は当面見合わせ。

           Part 2 (Leters) 全文オンライン試験 1997年 7/8 月頃

           有料化公開 1999 年 1月 を 目標 (PDF で)

           既存のデータベース参加
               IOP: CoDAS(SGML 形式データを提供)
                    初期経費: Dfl 7000 (約£2500 約50万)
                    年間: Dfl 1000 (約£350 約7万)
               APS: SPIN にも提供(?)

           Q. インスペック は?
           A. インスペックは 出版後のデータベースである。

           Q. SGML 版は誰が作るか?
              Online Journal では SGML を作っているが そう簡単ではない。
              SGML には方言がある。
           A. アブストラクト だけなので おそらく自動化できるだろう。
              IOP では 1論文あたり £10。

              comment: 生データを そのまま送るのは危険だと思う。
                       必要なところだけを送るようにしたい。

              comment: IOP は商売。提供側からも 読む側からもお金を取る。
                       読まれれば Royality が帰って来る。
                       全文を送るように読者から要求された時に
                       どうするか。 fax で送るか? 課金の体制も要る。 
                       関連することだが web の広告 は TRAIN, NACSIS を
                       使ってはいかない。
                       自前の方が安心だが IOP と提携すれば技術的には楽。
                       一方国内にも技術を蓄積したい。 
                       この間の trade off を考える必要がある。

      * Progress 事務局: (野坂)

             原稿 Latex。PTP専用の style file を用意。
             それ以外の Latex file でも受け入れる。
             投稿は e-mail。  図 PS file も OK 。
             www に最近の目次、投稿の手引、style file等を載せている。
             Online 出版はまだあまりやっていない。 

            Q. Online journal 等の WG をつくる予定は?
            A. 具体的には まだなにもしていない。

            Q. 印刷所は?
            A. 本誌:日本写真印刷
               サプルメント:中西印刷   
               印刷は、すべてTexを使っている。
               昔の data base はない。

3. 学会の情報回線の増強の方策について: (森田) 資料

   * Home page を置かせるサービスもある。
       東京インターネット
          T3(45Mbps) Sparc
          初期費用 1 万 月額 20MB 1万 100MB 3万 1G 14 万
       りむネット     
       meshnet 

    Web の広告 は TRAIN, NACSIS  では Policy として 無理かも知れない。
    TRAIN の契約内容: 64K 接続サービス 国内/海外への接続。
                       これが 値上がる。
    学情、Sinet、研究機関に 繋げるのは営利目的に使えない。
    TISN(草の根ネット)の様な方法も技術的には可能

    営利活動について:
         社団法人なので 基本的に ダメ。
         会誌の広告は 営利活動にならないととらえられる。
         web もそれに準ずる (事務局長)

    分科会単位で mailing list を持ちたいという話しもあるようだが、
    学会の機械でやらるより 各世話人の近くでやったほうが良いのではないか。
    適当な紹介/リンクを学会 web で やるのは問題無い。

4. 欧文誌3誌について

  * Online Journal は JJAP のオブザーバーを受け入れているが逆はない。
  * 欧文誌 は このまま続くか、特に高エネルギー等は E-Print server のみ
    読まれていて雑誌は業績評価に使われているという感じもある。
  * 応用物理では preprint が あまり使われていない。雑誌の意味はまだある。
  * preprint を priority と評価する/しないの違いだろう。
  * Refereeに意味があるので journal も残るだろうという 意見もある。
    欧文誌が残るかは別問題。
  * PhysRev等は 肥大化しているので、いつかは 元に戻るだろう。
  * Journal は良く買われている。
  * 欧文誌は Referee が色々指摘して良い。(共著の様なもの)
  * それが却って五月蝿いのかも知れない。
  * 結局 電子化に際して付加価値 (データベース、レフリー 等)を
    どうつけるかである。
  * そんなに世の中、電子化されていない。
  * E-Print server は実は認証されていない。

午後8時15分ごろ、会場から退出。その後、場所を移して続行。