福島原発事故に関する物理学会の取組み

福島原発事故に関する物理学会の取組み (2016.11作成)

2011年3月11日に起こった東日本大震災ならびにそれにともなう東京電力福島第一原子力発電所の原子炉臨界事故は、未曽有の大惨事を引き起こしたが、その復興復旧には今後数十年の長い年月を要するものと思われる。原子炉事故直後から本会会員による個人レベルの支援や調査活動が行われているが、直後に開催予定であった第67回(2011年)年次大会(新潟大)を中止し、引き続いて学会レベルでの活動が始まった[永宮正治:日本物理会誌 Vol.66, No.5 (2011) 337]。

このページには、本会のこれまでの活動の記録を留めるとともに、会員や他学協会と共有すべき現在も進行中の活動情報を掲載している。なお本記事は、兵頭俊夫会長(第70期、2014.4-2015.3)が執筆した日本原子力学会誌への寄稿記事[ATOMO ∑ Vol.57, No.3 (2015)158]をもとに整理されている。

(1)会員による初期の活動
(2)本会主催シンポジウム・講演など(一般市民、学会員対象)
(3)「放射線測定データアーカイブズ」活動
(4)「福島復興・廃炉推進に貢献する学協会連絡会」活動