ハイパフォーマンス・スーパーコンピューティング・インフラ(HPCI)のスーパーコンピュータ「京」を利用した研究を推進するための文部科学省「HPCI戦略プログラム」分野2「計算物質科学イニシアティブ」(CMSI) (ホームページhttp://www.cms-initiative.jp/) のプロジェクトに基づき、計算物質科学研究を推進する方を公募する。
また本プロジェクトを利用して、本専攻において計算物質科学に関する教育プログラムにも意欲的に取り組むことをお願いする。
この教育プログラムは次世代の計算物質科学およびその人材を育成するために、理学系研究科物理学専攻を含む東京大学関連他専攻および全国の関連他大学などと連携しながら、本専攻が中心となって平成23年度より推進しているプログラムである。
なお本専攻の理論分野には教授として押山淳、今田正俊、永長直人、准教授として伊藤伸泰、求幸年、講師として岡隆史、柳瀬(川口)由紀、特任講師として岩田潤一が在籍しており、押山淳、今田正俊はそれぞれ上記CMSIの戦略課題「次世代先端デバイス科学」および「新量子相・新物質の基礎科学」の代表を務めている。
本ポストの教員は教育プログラムを主体的に推進するとともに、協力して計算物質科学研究を推進することを推奨する。
職務内容
計算物性物理学の研究および教育。教育において上記教育プログラムを担当。
研究において上記戦略課題「新量子相・新物質の基礎科学」の中の重点課題「相関の強い量子系の新量子相探求とダイナミックスの解明」(代表 今田正俊)(
http://www.cms-initiative.jp/ja/research-activities/subject-general/topic1/topic-1
の中の
http://www.cms-initiative.jp/ja/research-activities/subject-general/topic1/focus1
)のいずれかの研究、および基盤的計算手法の開発も期待する。
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