日 本 物 理 学 会

「大学の物理教育」誌バックナンバー 2003



2003-1号(2003年3月)目次

新しい出発に向けて
  和達三樹
講義室
ドンジリ(?)の天才ハイゼンベルク
  俵 博之
日本おける物理教育の創始者たち −物理教育の形成期を探る−
  岡本正志
高校理科(物理分野)の教科書調査
  江尻有郷、並木雅俊
日本における医学物理士の現状と今後
  丸橋 晃
日本におけるがんの放射線治療の現状と問題点 −特に医学物理士の役割−
  井上俊彦
黒体放射の強度極大
  勝木 渥
力学系と電気系の対応に関する注意
  小林幸夫
日常体験の考察により学生の知力を活性化させる物理学の授業
  本間康浩
中学生の概念理解の傾向
  細田宏樹
センター入試と辞書のphysics
  伊東敏雄、鈴木康夫
実験室
フラットベッドスキャナーを用いた光波の干渉実験
  小野俊雄
教育報告
「アドバンシング物理」の授業実践による高大連携の試み
  村田隆紀
新しいカリキュラムと学部1年生向け物理数学の講義
  嶋原 浩
「物理科学」担当者の悲鳴とつぶやき
  竹中 彰
サイバー・キャンパス・コンソーシアムの構築
  浦上澤之
教育に関する一言
  里見志朗/青野 修/大和政彦
図書室
『地球と環境の科学』
  山本和久
開催情報
編集後記
表紙デザインおよびカット  成島公代

2003-2号(2003年7月)目次

教育の目標と試験
  笠 耐
講義室
「ベル研事件」はなぜ起こったのか? −その消息と省察−
  国府田隆夫
「レーマ−の光の運動に関する証明」の検証
  齋藤嘉夫
栄養学部における物理学の教育
  福田恵美子
はじめての講義
試験はだれのため?
  鈴木康夫
特集 理工系物理学基礎教育の再編
阪大の理学部一括教育
  高杉英一、下田 正、大貫惇睦
「工学基礎ミニマム」プロジェクト
  小澤 哲、綿引 猛
物理学基礎教育 −工学部の場合−
  加藤 潔
基礎学力支援プログラム
  徐 丙鉄
東海大学の補修教育とカリキュラム計画
  藤城武彦、佐藤 実
実験室
楽器を使った物理学実験 −教員養成系学部のためのWeb教材−
  種村雅子
力学の誤概念を転換するIT活用教育の有効性
  小林昭三
パソコンによる閉管の音および母音のスペクトル測定
  齋藤善雄、平口 学、大嶋 洋、中内紀彦、大岩 潔
教育実践
動画教材を利用した原子の発光の効果的説明法
  太田 治、谷林衞
数式処理ソフトウェアを用いた物理シミュレーション教材
  中村泰之
インターネットを使って科学館・高校などに宇宙線観測ネットワークを構築する試み
  寺本吉輝
学部四年生による科学館での科学実験教室の開催
  稼農広樹、中野健一、長谷川大樹、柴田利明
物理赤恥青恥テスト −学生のハートをつかむ「テスト」−
  谷村省吾
教育報告
「物理」を多くの生徒に学んでもらうために
  岩間 徹
教育に関する一言
  山崎敏昭/笠 潤平/大沼 甫/青野 修
学会報告
企画シンポジウム「日本の科学技術教育の将来をつくる」報告
  田中忠芳、毛塚博史、喜多 誠
開催情報    
編集後記
表紙デザインおよびカット   成島公代

2003-3号(2003年11月)目次

我々の手で評価システムを育てよう
  有山正孝
特集 21世紀COEプログラム
特集にあたって
物質階層融合科学の構築
  鈴木厚人  
超高性能有機ソフトデバイスフロンティア
  上野信雄  
極限量子系とその対称性  
佐藤勝彦
強相関物理工学
十倉好紀
量子ナノ物理学  
  安藤恒也
コヒーレント光科学の展開
白田耕蔵
宇宙と物質の起源:宇宙史の物理学的解読
福井康雄
物理学の普遍性と多様性の探求拠点
小山勝二
多元要素からなる自己組織系の物理
寺崎一郎、石渡信一
講義室
高校における”総合科学”の変遷と総括
  喜多 誠
高校理科(物理分野)の教科書調査U −「物理U」の教科書−
  並木雅俊、江尻有郷
高大の連携を重視したSSHの取り組み
  野瀬重人、進藤明彦、三島誠人
理学部1学科制における物理基礎教育
  市川聡夫
E-learningによる理数系基礎学力向上の取組
  小松川浩
百見は一験に如かず
  新田英雄
メダカの学校は川の中
  後藤信行
ベクトルポテンシャルの説明
  黒川兼行
文系学生向けの相対性理論入門
  石川博久
実験室
工学部における物理リメディアル教育の一例
  金長正彦、吉野益弘、羽取純子
実験バトルと創造力 −CDを使った透過型分光器をつくりながら考えたこと−
大野栄三
教育に関する一言
  西村鷹明/青野 修/柴田 純/巨海玄道
図書室
『ボルツマンの原子』
  並木雅俊
『大学の物理教育』総目次(2003-1,2,3)
開催情報    
編集後記
表紙デザインおよびカット   成島公代