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ロシアによるウクライナ侵攻問題に関する日本物理学会の方針について

2022/4/12 日本物理学会理事会

現在進行中のロシアによるウクライナ侵攻は、世界の平和と安全を脅かし、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり、国際協力の上に成り立つ物理学やその他すべての学術研究にも深刻な影響を与えるものである。日本物理学会は、日本学術会議会長声明[1]、および世界純粋及応用物理連合(IUPAP)の声明[2]を強く支持する。また本会は、国際会議や学術誌での研究成果発表に関して、IUPAPの決議[3]および本会の行動規範[4]に沿って、特定の国の研究者を排除することなく、国際的な学術研究の振興を通して世界平和に貢献することを表明する。

[1] https://www.scj.go.jp/ja/head/pdf/20220228.pdf
[2] https://iupap.org/wp-content/uploads/2022/03/IUPAP_Ukraine_2022_03_01.pdf
[3] https://iupap.org/wp-content/uploads/2022/03/IUPAP_conferences.pdf
[4] https://www.jps.or.jp/outline/koudoukihan.php