日本物理学会誌

第55巻 第12号(2000)

cover0012.jpg表紙から
金原子鎖の高分解能電子顕微鏡像.この原子鎖は超高真空電子顕微鏡内で作成した。黒い点が原子の位置,周囲は真空である。原子鎖は4個の原子でできており,間隔は0.4nmである。挿入図は原子鎖のモデルである。詳細は本号解説欄,岡本・高柳氏の記事参照。
(日本電子株式会社電子光学機器技術本部 近藤行人氏提供)



解説
岡本政邦、高柳邦夫: 金属量子接点の構造とコンダクタンス
福島正己、吉田 滋: 宇宙の超高エネルギー現象を解明する宇宙線望遠鏡計画
田中貴浩: インフレーション宇宙モデルの動向
連載「科学は今....」
和田節子: 実験室でスターダストを合成する
最近の研究から
國井 曉: 新しい型の強磁性Ca1-xLaxB6-電子スピン共鳴による磁気モーメント・モデル-
伊藤 信: Si(111)表面7×7構造の形成過程
ラ・トッカータ
さこ隆志: ポリテクニックな生活
物理教育委員会だより
新著紹介
安孫子誠也: J.Mehra: Einstein, Physics and Reality [大学院向・一般書]
松居哲生: M.Stone: The Physics of Quantum Fields [大学院向]
編集後記
橋詰富博
第55巻総目次、主題別索引・著者索引・新著紹介欄原著者索引