2017年4月アーカイブ

日本学術会議若手アカデミーから第2回若手科学者サミット(ポスターでの 研究発表)の御案内」でお知らせしたように_、6月2日(金)の午後に日本学術会議(東京都港区六本木7丁目22-34)にて第2回若手科学者サミットが開催されます。第2回になります今回は、ポスター発表に加えて、各若手の会からの推薦に基づいて選ばれます気鋭の若手研究者(若干名)による研究発表(口頭発表)を予定しています。

若手科学者同士のネットワークを構築し、分野を超えて異なる研究分野の手法やアプローチを取り入れる機会になればと期待しております。つきましては、各団体の皆様には、学会若手賞受賞者など、優れた研究を行っている若手科学者の推薦をお願いいたします。

推薦いただける場合は、(1)被推薦者の氏名(2)所属・役職(3)研究分野(4)推薦者(氏名・所属)(5)推薦理由(様式・字数任意、自薦可)(6)ウェブページ等、の情報を若手科学者ネットワーク分科会・若手サミット担当者 admin-network@youngacademy-japan.org までお送りください。

原則として若手の会などの団体からの推薦といたしますが、広く周知していただき個人による自薦・他薦も受け付けます。申し込み締切は、ポスター発表と同じく5月17日(水)正午(日本時間)とさせていただきます。また講演時間は、発表者数によりますが、20分程度を予定しています。

なお、大変心苦しいのですが、ポスター発表と同様に旅費の支援を行うことができない点、および、被推薦者多数の場合には分野のバランスなどを考慮して講演者を限らせていただく可能性がある点について、予めご了承ください。

当日は、ポスターセッション、研究発表に加え、文部科学省の担当者を交えたパネルディスカッションも予定しております。発表の有無に関わらず参加は可能ですので、積極的なご参加をお待ちおります。今後とも、若手アカデミーの活動にご理解、ご協力をよろしくお願いします。

日本学術会議若手アカデミー
若手科学者ネットワーク分科会委員長
宇南山卓

昨年行われましたた第1回若手科学者サミットに引き続き、6月2日(金)に日本学術会議(東京乃木坂)にて、新ネットワークを活用し、「若手科学者サミット」の開催が予定されております。そこでは大きく3つの企画が用意されております。第一に、各若手の会からの推薦に基づく研究発表(口頭発表)です。第二に、「若手科学者と研究費」をテーマに文科省の担当者を交えたパネルディスカッションです。第三に、例年通りポスター研究発表会も計画しております。研究報告の詳細も追ってアナウンスされますので、併せてご参加いただければ、有意義な機会になると思います。

ここでは、ポスターセッションへの参加登録のお願いを致したく告知いたします。ポスター発表は以前と同じく各若手の会組織間及び研究者個人間の学術交流を目的としております。このたびも旅費等の支援を行うことができず大変心苦しいのですが、研究会参加としてぜひとも積極的にご参加いただければと思います。ご参加の際には、下記の申し込みフォームに従い、若手科学者ネットワーク分科会・若手サミット担当者(admin-network@youngacademy-japan.org)までご連絡ください。

本ネットワークに登録をされている代表者の皆様はもちろん、広く若手の会に所属されている多くの若手研究者の皆様にご参加をいただければ幸甚です。

皆様のご参加をお待ちし、皆様との交流を心待ちにしております。よろしくお願い申し上げます。

日本学術会議若手アカデミー 若手科学者ネットワーク分科会委員長
宇南山卓

開催日: 6月2日(金曜日)15:00 - 16:00 (仮)
 (前後に若手科学者の研究報告及びパネルディスカッションを企画中です)

場所: 日本学術会議(東京都港区六本木7丁目22-34)

発表形式:原則、ひとつの若手の会につき、ポスター1枚分とさせていただきます。(ポスターのサイズはA0以下、縦長でお願いします)冒頭に分野の研究紹介、その後に個人の研究紹介を合わせて入れていただけますと幸いです。

申込み締切: 5月17日(水)正午(日本時間) 
(それ以降についても受付の可能性がありますのでご相談ください)

ーーー申込みフォームーーーー

お名前:
ご所属:
職位:
所属する若手の会(若手科学者ネットワーク登録の会)の名称:
発表のタイトル:
分野(自由記述):

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小林澈郎先生のご訃報に接し,謹んで追悼の辞を捧げます.

小林先生は,1993年に副会長,1994年に第49期会長の重責を果たされ,さらにこの前後合計10 年間にわたって会計理事、庶務理事そして監事を務められるなど、日本物理学会の運営に多大な貢献をされました。また、本会での物理教育、理科教育に関する活動に取り組まれ、また国内外の関連機関への積極的な働きかけを行い、初等中等教育から一般市民への基礎教育としての物理の重要性を訴えられました。

小林先生は、1952年に東京文理科大学物理学科をご卒業後、同研究科に進学され、朝永振一郎研究室に所属されました。その後1957年にペンシルバニア大学物理学科の助手に就任され、1960年からは早稲田大学理工学研究所の助手、助教授、教授を経て、1969年には東京都立大学理学部(現在の首都大学東京)に移られ、高エネルギー理論研究室を立ち上げられました。以来1993年に定年退職されるまで、東京都立大学の運営の中枢を担われ、評議員や国際交流委員長を務め、同大学の国際交流の推進に大きな貢献をされ、同大学の名誉教授の称号を授与されています。その後福井工業大学で7年間教鞭をとられました。

 小林先生のご専門は素粒子理論の現象論ですが、特に高エネルギー粒子多重発生の現象論分析は、その後のこの分野の発展を促しました。また小林先生の顕著な業績は、従来の我が国における輝かしい素粒子物理学コミュニティが、当時、ともすれば理論志向が強過ぎて実験と理論との相互協力に欠ける憾みがあった状況を是正し、このバランスのとれた発展の基礎を築かれたことにあります。この先生のリーダーシップは、日本の素粒子物理学実験の発展を促し、高エネルギー物理学研究所設立に繋がる潮流の形成に大きな影響を与えました。一方、小林先生は多くの著書や翻訳書の執筆を通じて、大学における物理教育に寄与されたのみならず、自然科学の思想を社会一般に広める啓蒙活動にも大きな貢献をされました。このような業績により、2012年に瑞宝中綬章を受章されました。 

小林澈郎先生がお忙しい研究・教育活動の貴重な時間を割いて,日本物理学会の運営に力を注がれ,多大な貢献をされたことに改めて感謝し、ご冥福をお祈りいたします。

2017年3月31日

一般社団法人 日本物理学会

3月31日に開催された第97回定時総会において,本会の名誉会員として新たに福山秀敏氏が承認されましたので,お知らせします。

名誉会員は物理学会定款第5条第1項第4号に「本会の目的達成に多大の貢献をした者、または物理学に関し功績顕著な会員で、社員総会において承認された個人」と定められています。

名誉会員一覧はこちらをご覧ください。

AAPPS Bulletinの4月号(Vol.27. No.2)が発刊されました。

APPS Bulletinは、Association of Asia Pacific Physical Societies が隔月に出版する会報です。

AAPPS BulletinのHPは http://aappsbulletin.org/

AAPPS Bulletinの4月号(Vol.27. No.2)のPDF版は

http://aappsbulletin.org/myboard/down.php?Board=webzine&filename=Vol27_No2_2017(APR).pdf&id=282&fidx=2

よりダウンロード頂けます。

日本物理学会誌(BUTSURI)4月号が発行されました。

マイページからもご覧になれます

新会長からのメッセージ

一般社団法人日本物理学会は、「第97回定時総会」並びに「第609回理事会」を3月31日(金)に開催し、第72期会長 藤井 保彦の後任として、第73期会長 川村 光が選定され、同日付けで就任しましたので、お知らせいたします。
 なお、川村新会長の「会長メッセージ」を掲載しましたので、ご高覧ください。

                        記

(新) 第73期会長 川 村 光   (大阪大学理学研究科教授)

(旧) 第72期会長 藤 井 保 彦 (東京大学名誉教授)

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