2014年7月アーカイブ

 本年度はカザフスタン(アスタナ)にて7月13日(日曜日)~21日(月曜日)の間で開催されました。日本代表選手たちは、昨年の国内大会「物理チャレンジ」(日本物理学会等が共催)に応募した1,762名の中から選ばれた生徒であり、その後の約1年間にわたる研修を行って今回の成果に結びつきました。日本代表選手と成績は以下のとおりです。

・ 親川 晃一(おやかわ こういち)さん
  大阪星光学院高等学校(大阪府)3年(18歳)  銀メダル

・ 杉浦 康仁(すぎうら やすひと)さん
  開成高等学校(東京都)3年(17歳)      銀メダル

・ 濱田 一樹(はまだ かずき)さん
  灘高等学校(兵庫県)2年(16歳)       銅メダル

・ 林 達也(はやし たつや)さん
  岐阜県立岐阜北高等学校(岐阜県)3年(17歳) 銀メダル

・ 丸山 義輝(まるやま よしき)さん
   宮崎県立宮崎西高等学校(宮崎県)3年(17歳)  銀メダル

(氏名の50音順にて掲載)

国際物理オリンピックは、1967 年にポーランドのワルシャワで第1 回大会が開催された物理の国際的なコンテストです。日本物理学会は日本物理教育学会とともに、物理オリンピック日本委員会の団体会員として、国内で行われる「物理チャレンジ」も含め、活動を支援しています。各国から高等教育機関就学前の若者が参加し、物理学に対する興味関心と能力を互いに高め合うとともに、 参加国における物理教育が国際的な交流を通じて一層発展することを目的としています。各国内で選抜された最大5 名の代表選手たちが、大学・高校教員からなる大会日本役員(リーダー、オブザーバ)とともに参加します。約10 日間という長い会期のあいだ、選手は理論問題と実験問題にそれぞれ5 時間をかけて挑戦するほか、開催国の文化に根ざした様々なイベントに参加することを通じて、他国からの参加者や主催者と国際的な交流を深めることができる ように構成されています。近年の開催国/都市は、2006 年シンガポール、2007 年イラン/イスファハン、2008 年ベトナム/ハノイ、2009 年メキシコ/メリダ、2010 年クロアチア/ザグレブ、2011 年タイ/バンコク、2012 年エストニア/タリン、2013 年デンマーク/コペンハーゲンでした。また、2022 年には日本で開催されることになっています。

関連サイト
全国物理コンテスト 物理チャレンジ ホームページ
第45回国際物理オリンピック IPhO2014 カザフスタン大会 速報ページ

2014年に修士課程・博士課程に進学された方は、手続きをすれば正会員のうち大学院学生に対する会費減額の制度により、会費が減額されます。進学年に手続きされなかった方も手続きをすることにより、会費が減額されます。
また、予定年数を超えて在学する学生会員(学部学生)の方も、手続きをすれば学生会員としての資格が継続できます。
会員各種変更届/正会員のうち大学院学生の会費減額手続きについて、および学生会員(学部学生)の資格継続の手続きについて」をご参照の上、2014年9月30日までにお手続き下さい。収納代行会社での入金確認に支障がでるため、締切日以降の申込みは受け付けられませんので、ご注意下さい。
2014年10月ご進学予定者も、提出期限は変わりませんので、必ず事前にご連絡下さい。

下記のとおり一般競争入札を実施いたします。


公告日:2014年7月14日
入札案件:Journal of the Physical Society of Japan(JPSJ)のデータ制作・印刷・製本
公告文・入札説明書・仕様書:Journal of the Physical Society of Japan(JPSJ)のデータ制作・印刷・製本 (PDF)

 

提出書類一覧
  入札書(Word)
 様式1:見積書(Excel)
 様式2・3:競争参加資格確認申請書・実績書(Word)
 委任状(Word)

2014年度 自然の不思議-物理教室(楽しい物理実験教室)ページで、教室の様子と実験の一部をご紹介しております。
詳しくはこちらをご覧ください。 

Jr.セッション

 

Jr.セッションは中高生による物理的内容を含む理科の研究発表の場で、世界物理年の2005年からスタートしました。Jr.セッションは、毎年日本物理学会年次大会で開催しています。

Jr.セッションの詳しい情報はこちら

 

物理教育功労賞

日本物理学会ではJr.セッションの発表に際して生徒さんたちのご指導にあたられた先生を表彰するために本賞を設けました。

一般向けセミナー・講演会など


----------科学セミナー----------

科学セミナーは、日本物理学会が主催する一般の方を対象としたセミナーです。最先端の研究内容を、一般の方(大学学部生程度)向けに解説いたします。科学セミナーは毎年夏に東京で開催しています。

科学セミナーの予定・過去の講演の動画などはこちら

----------公開講座----------

公開講座は、日本物理学会が主催する、高校生以上の方を対象とした講演会です。話題となっている物理の内容を、高校生の方にも理解していただけるよう工夫がなされています。公開講座は毎年秋に東京で開催しています。

​公開講座の予定・過去の講演の動画などはこちら

----------市民科学講演会----------

市民科学講演会は高校・大学生や一般市民の皆様に、広く物理学を知って頂くために開くもので、これを機会に、現代社会の基礎を支えている物理学についての一層のご理解を期待しております。年次大会・秋季大会で開催しています。

詳しくは市民科学講演会ページをご覧ください。


----------物理教育シンポジウム----------

物理教育シンポジウムは、日本物理学会物理教育委員会が主催する物理教育に係わる教員・学生等を対象としたシンポジウムです。毎回、物理教育に関するテーマを設定し、講演や討論を行います。物理教育シンポジウムは毎年春に東京で開催しています。

詳しくは物理教育シンポジウムページをご覧ください。

----------高校物理の授業に役立つ基本実験講習会 (現職の物理担当教員向け)----------

高校物理の授業に役立つ基本実験講習会(東京開催)は、日本物理学会と物理教育研究会(APEJ)が主催する、現職の物理(理科)教員と物理(理科)教員を志望する学生を対象にした、実際の授業に役立てていただける基本的な実験の講習会です。

詳しくは物理教育研究会(APEJ)のホームページをご覧ください。
http://www.apej.org

----------自然の不思議-物理教室----------

自然の不思議-物理教室は、日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館共催による、小学生高学年・中学生向けの体験型実験教室です。国立科学博物館にて複数回開催しています。

自然の不思議-物理教室の詳しい情報はこちら

----------世田谷区中学生講座(才能の芽を育てる体験学習:サイエンス・ドリーム)----------

世田谷区教育委員会主催、日本物理学会協賛の「世田谷区中学生講座(才能の芽を育てる体験学習:サイエンス・ドリーム)」では、世田谷区立中学校の生徒を対象に、物理や科学に対する驚きや楽しさを体感してもらうことを目的として、普段の授業では体験できない実験や施設の見学などの連続講座を行っております。

世田谷区中学生講座(才能の芽を育てる体験学習:サイエンス・ドリーム)の詳しい情報はこちら

支部イベント

各イベントの詳細は、【お問い合わせ先】または担当支部までお問い合わせください。

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2015年

・​​第31回湯川記念講演会(大阪支部共催)
 【日時】​2015年10月11日(日)13:00-17:00
 【場所】大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール

・​​2015年度 応用物理・物理系学会中国四国支部合同学術講演会
 【日時】​2015年8月1日(土)
 【場所】​徳島大学常三島キャンパス 工学部共通講義棟

2014年

・​​第5回高校物理の授業に役立つ基本実験講習会 in 福岡
 【日時】​2014年11月23日(日)10:00~16:30
 【場所】福岡大学 理学部(9号館2階)

・第120回日本物理学会九州支部例会において,下記の特別講演を実施致します.
 【講演題目】プルトノミーの自己組織化 --社会物理学のすすめー
 【講師】小田垣孝 東京電機大学教授,九州大学名誉教授
 【日時】2014年12月6日(土曜日),13時30分ー14時30分
 【会場】崇城大学(http://www.sojo-u.ac.jp/)
 興味をお持ちの方のご参加をお待ち致します.

大阪支部公開シンポジウム「サイエンスからテクノロジーへ-「役に立つ物理」への出帆-」
 【日時】2014年12月21日(日)13:00-16:40
 【場所】大阪大学基礎工学部シグマホール
 【概要】物理学は深淵なる自然の摂理を探求する学問であると同時に、本年度のノーベル物理学賞に輝いた青色発光ダイオードの発明に代表されるように、我々の生活を豊かにする科学技術の発展を支えるもう一つの側面を持っています。本年度は、実用化を目指して進む研究を取り上げ、その展開と将来像を取り上げます。

現代物理のキーワード

2014年1月号以降に会誌に掲載された「現代物理のキーワード」をご覧いただけます。

「現代物理のキーワード」はこちら

領域web

 領域Webページは,日本物理学会各領域の運営委員・代表と会員との情報交換のために設置いたしました。


領域webページはこちら

受賞候補者推薦、及び研究助成申請

本会は例年、授賞等を主催する団体へ受賞候補者及び研究助成候補者を推薦し、これまでに多くの受賞(領)者を得て参りました。 今年度も本会から推薦するにあたり、会員の皆様からの候補者のご推薦(賞は他薦に限る。研究助成は自薦。)をお願い申し上げます。

詳しくはこちら

会員各種変更

会員各種登録の変更は、マイページよりご申請ください。

マイページからは,ご自身の登録・在籍状況の確認の他,住所等の変更,JPSJ・JJAP・大学の物理教育誌の購読申込・停止・変更,会費納入方法の変更,学生・大学院生会費減額申請,退会届を受付いたします。また,代議員選挙への立候補,年次大会・秋季大会の講演申込もマイページから行うようにする予定です。会誌電子版・会員専用コンテンツにつきましてもマイページからご覧いただけます。

マイページからのお届けができない場合(代理でのお届け、シニア会員申込等)は、こちら をご参照ください。

マイページQ&A

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Q&Aではお問い合わせの多い疑問やトラブルについて掲載いたします。

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論文賞・若手奨励賞

本会では独創的な論文の発表により、物理学の進歩に重要な貢献をした研究者の功績を称えるために日本物理学会論文賞を制定しています。
また、将来の物理学を担う優秀な若手研究者の研究を奨励し,学会をより活性化するために若手奨励賞を設けています。

論文賞はこちら
若手奨励賞はこちら

物理学70の不思議

日本物理学会は1946年に設立され、2016年に70周年を迎えました。
これを記念して日本物理学会誌では4月号から「物理学70の不思議」シリーズを1年間にわたり掲載します。

「物理学70の不思議」記事は こちら からご覧ください。発行後(毎月5日)順次公開いたします。

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学会史展示コーナー

本会が1877年創立の東京数学会社に源を発し、1946年に日本数学会と日本物理学会に分離独立して設立されてから、2016年が設立70周年、2017年が創立140周年に当たります。

これを節目とした一つの記念事業として、第71回年次大会(東北学院大、2016年3月19 - 22日)で「学会史展示コーナー」を設置して会員に学会の歴史を紹介しました。その時の展示資料の一部を公開しています。

ノーベル賞

ノーベル物理学賞

2017年 「LIGO検出器への決定的な貢献と重力波の観測」

Rainer Weiss 名誉教授(マサチューセッツ工科大学)
Barry Barish 名誉教授(カリフォルニア工科大学)
Kip S. Thorne 名誉教授(カリフォルニア工科大学)

※解説、受賞理由に関連した過去の日本物理学会誌記事を掲載しています。

2016年 「トポロジカル相転移および物質のトポロジカル相の理論的発見」

David J. Thouless教授(ワシントン大学、アメリカ合衆国)
F. Duncan M. Haldane教授(プリンストン大学、アメリカ合衆国)
J. Michael Kosterlitz教授(ブラウン大学、アメリカ合衆国)

※解説、受賞理由に関連した過去の日本物理学会誌記事を掲載しています。

2015年 「ニュートリノが質量をもつことを示すニュートリノ振動の発見」

梶田隆章教授(東京大学)
Arthur B. McDonald教授(Queen's University,カナダ)

2014年 「明るく省エネルギーの白色光源を可能にした効率的な青色LEDの発明」

赤﨑勇終身教授(名城大学)
天野浩教授(名古屋大学)
中村修二教授(カリフォルニア大学)

日本物理学会 会員 ノーベル賞受賞者一覧

このアーカイブについて

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