2000年5月アーカイブ

cover0005.jpg表紙から
左上の図は原始月円盤の初期状態。中央にある茶色い球は原始地球を表す。右上は計算開始より1日後。原始月円盤に渦巻状の密度構造が発達している。この渦状腕の重力トルクによって月材料物質がロッシュ限界の外側に輸送される。左下は5日後。ロッシュ限界の外側に運ばれた月材料物質が重力的に不安定になり,アグリゲイトを形成する。アグリゲイトが衝突合体し,月の「種」がロッシュ限界の外側に形成される。右下は15日後。ロッシュ限界のすぐ外側に1個の月が形成される。軌道は原始月円盤のほぼ赤道面にあり,ほぼ円軌道である。詳細は本号「科学は今・・」欄参照。(国立天文台 小久保英一郎氏提供)


巻頭言
松下 貢: ジャーナルに専従の編集委員を
交流
富永 昭: 熱音響現象の理解とその応用
解説
小林孝嘉: フェムト秒実時間分光法-超高速ダイナミクスへの応用-
満田和久、藤本龍一: ASTRO-E衛星搭載X線マイクロカロリメータ
連載「科学は今....」
小久保英一郎、井田 茂: 月の起源-巨大衝突により形成された円盤からの誕生-
最近の研究から
小川佳宏、腰原伸也、浦野千春、高木英典: 遷移金属錯体における光誘起相転移のダイナミクス
大平 徹、佐藤 譲: ノイズと遅れの共鳴現象
話題
石井孝信: K2K実験始まる
学界ニュース
■IUPAUの新しい役員と委員
談話室
菅野 暁: レーザー時代の夜明けとSchawlow先生
加藤利三、松井敦男: 内田洋一先生の学問と人生
新著紹介
加藤正二: 高原文郎: 宇宙物理学(学部・大学院向)
斎藤 晋: 小口多美夫: バンド理論; 物質科学の基礎として(大学院向・専門書)
薩摩順吉: R.Vein and P.Dale: Determinants and Their Applications in Mathematical Physics(学部・大学院向、専門書)
渡邉 聡: T.Saito,ed.: Computational Materials Design(大学院向・専門書)
横山順一: M.Y.Khlopov: Cosmoparticle Physics(専門書)
会員の声
■<Re>:会誌の役割
編集後記
下浦 享

カテゴリ

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